2018/02/27
あなたは地震保険に加入していますか?
南海トラフでM8~9クラスの地震が発生する確率は、10年以内で20~30%、50年以内では90%以上になるそうです。
こんなこと言われると、地震保険に加入しようかと考えてしまいますよね。
ネットで地震保険と検索すると保険の比較サイトが出てきますが、あれ意味ないですから!
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地震保険は単独では加入できない
地震保険は火災保険に付帯して加入できる保険となっています。
なので地震保険の比較というのは正しくは火災保険の比較ということになります。
また、地震保険は国が再保険をすることで、大地震が起こった場合でも民間保険会社が多額の支払いをしないで済むようにしています。
なお、地震保険が単独で加入できないのはいくら契約件数を伸ばしても、保険会社に利益が出ないからだと思われます。
国の保険ということなの?
民間保険会社が窓口となって保険の加入受付をしていますが、大半は国の予算で支払われます。
大地震が起こった際の支払総額は毎年度、国会の議決を得て決定しますが、現在の限度額は11兆1268億円となっています。
国の11.1兆円に対し、民間保険会社が支払う額は約2000億円程度です。
また、地震保険は法律に基づいて運営されているので保険料がどの保険会社でも同額となっています。このような理由から国の保険だと言われています。
加入する条件はあるの?
地震保険に加入するためには火災保険に加入する必要があります。
すでに火災保険に加入している方は途中から地震保険をつけることができるので、保険会社に連絡しましょう。
加入できない場合
保険会社が地震保険を扱っていないことがあります。まずは自分が加入している保険会社に確認してみましょう。
警戒宣言が発令された場合も加入できなくなります。
駆け込み契約はできないので、前もって加入しておきましょう。
まとめ
地震保険は、保険の中でも公共性が高いものとなっており、国の保険と言われています。
実際に大地震が起こった場合、被害が無いように見えても家が傷ついていることも考えられますし、地震が原因の火災は地震保険でしか保障されません。
いざという時のために忘れずに加入しておきましょう。